ユニットの排水管清掃は「壊れる前」がすべてです

あなたはこれを見てどう思いますか?これは1年間で蓄積した排水管の汚れです。
11月・12月・1月は、排水管清掃のご依頼が特に増える時期です。
ですが、その多くが
「壊れてから」「吸引力が弱くなってから」
のお問い合わせです。
正直に申し上げます。それでは遅いのです。
⭐️歯科医院で最も守るべき設備 ― バキューム
歯科医院で特に大切にしなければならない設備。
それは**バキューム(吸引装置)**です。
毎日、患者様の
・唾液
・血液
・歯石
・研磨剤
・印象材の残渣
さまざまなものを吸引しています。
目に見えない場所で、ユニット内部の排水管は確実に汚れ、堆積し、劣化していきます。
⭐️実際の症例で起きていること
実際の現場では、次のような状態が見られます。
- 吸引力の低下
- 異臭の発生
- バキュームモーターへの負荷増大
- 排水管内部のヘドロ状堆積物
- 配管の詰まり
- ユニット故障
そして最終的に言われる言葉が、
「修理か、交換ですね」ユニットは高額です。
修理費も決して安くありません。
しかし、定期的なケアをしていれば防げたケースも沢山存在します。
⭐️私たちの本来の使命
私たち医療従事者の使命は、
患者様の口腔内を守ることです。
ですが、それと同時に院内の衛生環境と設備を守る責任もあります。
特に、患者様の口腔内に直接入るバキュームは、
衛生面・安全面の両方から見ても最優先で管理すべき設備です。
⭐️人間の口腔内と同じです
私は現在、臨床で患者様の口腔内管理はしておりませんが、
歯科医院専門の清掃会社としてクリニック全体の衛生管理を行っています。
その中でも強く感じるのは、排水管は「第二の口腔内」だということ。
プラークも、歯石も、放置すれば固まり、悪化し、やがて問題になります。
設備も同じです。
定期的なケアをしていれば守れます。放置すれば壊れます。
もう一度お伝えします
壊れてからでは遅いのです。
壊れてしまえば、
・高額修理
・ユニット交換
・診療停止
・患者様への影響
すべてが発生します。
ですが、定期的な排水管清掃を行えば設備の寿命を守ることができます。
⭐️医療としての「本当の衛生管理」とは
患者様の口腔内を守ること。
そして、診療環境を守ること。
その両方が揃って、はじめて本当の意味での歯科医療だと私は思っています。
今回の症例を通して、少しでもその重要性に気づいていただけたら幸いです。
排水管の清掃写真をお見せします。
*特殊な掃除道具で中を清掃しています


*高圧洗浄機で洗浄しています

*1年間でこれだけの汚れが出ます。



*排水管に溜まっていた汚れです。

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歯科衛生士 赤羽歩